荷台ってどうなってんの?
トラックの荷台の基本形といえるものが平ボディです。
荷台の周囲に囲いとなるアオリを備えているものも多く、昔は固定されたアオリもありましたが、次第に開閉式のものに変わっていきました。
アオリのなかには、農産物運搬に使われることがおいおいステーキボディーとよばれるものがあります。
(これは、普通のアオリよりも高い物です。)
こうしたアオリでは重量の増加を防ぐために、木製のすのこ状のアオリが使われました。
昭和三十年代まではこうした平ボディがそのまま使われていたり、幌やシートの組み合わせで使われることがほとんどでした。
しかし幌は密閉性が悪く水の侵入も許してしまう為、箱状の荷室を備えたバンボディが出てきて日本でもトラックの主流となっていったそうです。
その後、大型車ではウイングボディというものも増えていきます。
しかし、コストや荷役作業のため、日本ではそれほどウイングボディのトラックは流行らなかったそうです。